●アコーディオンの各部の働き

1.トレブル・ハウジング:メロディー(トレブル)鍵盤のためのメカニズムを内蔵しています。演奏する場合は、演奏者側からみて右側になるように構えます。

2.メロディー鍵盤:トレブルキーとも呼ばれ、主にメロディーを演奏するためのピアノ式鍵盤です。演奏状態では、上側が低音部となります。押し引き同音です。

3.レジスター・スイッチ(無いものもあります):メロディー鍵の音色を選ぶスイッチです。メロディー鍵の音色は、ロウ(L/低)リードとミッド(M/中音)リード、ハイ(H/高音)リード等でら構成されていてます。このリードの組合せて、演奏する曲に最適な音色を選びます。

例:タンゴはMLが多く、シャンソンはMMMで独特なトレモロの聞いたミュゼットトーンがえられます。リード1枚でも、Hでピッコロトーンが得られる等魅力的です。

4.トレブル・グリル:メロディー側のリード音が出る部分のグリルです。開口部を塞ぐと音色が変わりますので注意してください。

5.ベース・ハウジング:ベースボタンのためのメカニズムを内蔵しています。演奏する場合は、演奏者側からみて左側になるように構えます。

6.ベース・ボタン:ベースとコード(和音)を演奏するためのボタンです。

例:隣同士の音階は5度毎に配列されています。つまり、Cの横がFで反対側がGの音階となっています。これらの列は、ベロー側から、3rd(3度)ベース、ルート(基音)ベース、 メジャー(長調)和音、マイナー(短調)和音、7th(属)和音です。列が多くなるとdim(ディミニッシュ)やaug(オギュメント)等が加わります。このボタンも押し引き同音です。詳しくは配列の図を参照してください。

7.ベース・ストラップ・ベルト:ベースを演奏する左手を通すためのベルトです。左手はベースを演奏すると共に、ベーローの押し引き(閉じ/開き)をします。

8.エアー・バルブ:メロディー鍵盤およびベースボタンを演奏していない状態で、ベロー(蛇腹)を押し引きしたい場合の空気抜きボタンです。

9.ベロー:ジャバラ(蛇腹)とも呼ばれ、メロディーやベース音を発音するための空気をリードに送り込むためのもので、音量の強弱もこの押し引きの強さで行ないます。この部分は、デリケートな素材を使用していて、さらに気密性が重要ですので破損しないように大切に取り扱ってください。

10.ベロー・ストッパー:アコーディオンを演奏していない時に、ベローを閉じた状態で固定します。特に、楽器の上げおろしなどの時など、演奏時以外は必ずベローを固定し、ベローを保護してください。

11.ショルダー・ストラップ:アコーディオンを演奏する場合に、楽器を体に固定するためのストラップです。立奏や座奏にかかわらず、2本のベルトは両肩にかけます。ストラップは、トレブルハウジングの上下にあるストラップ・ブラケットにしっかり取り付けてください。通常、右手側を長く調整し、左手側を短めに調整すると演奏し易くなります。

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