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minimoog Voyager OS アップデートインストラクション
Voyager Software version 2.0〜3.X
アップデート方法
重要事項!:必ずアップデートの手順をお読みになり、十分理解した上で実行してください。省略するとうまくアップデートができない場合があります。
お断り:初めてMIDIによるアップデートをされる方は、アップデートを始める前に、MIDIインターフェースとMIDIでSysexを送信するソフトウェアについて、研究し慣れてください。MIDIインターフェースとの相性によって、全てのパソコンのシステムでアップデート(SysEXの送受信)が正常に完了するという保証はありません。経験のない方にはお勧めできません。
SysEXを送信するソフトウェアについては、いろいろなソフトウェアがありますが、例をあげれば、Windows機であれば、MIDIOX(www.midiox.com)、MAC OSXであれば、Sysex
Librarian(www.snoize.com)がフリーで使えます。簡単な使用方法についてはこちらをご覧ください。
1) ボイジャーオペレーティングシステムのアップデートの手順
古いバージョンをお持ちの方は、バージョン2.X以後へのアップデートをする前に、必ずバージョン1.5とブートシステム1.2のアップデートをしてください。バージョン1.5以後であれば2.X以後にそのままアップデートできます。
2.0以後のアップデートファイルは、Bank A、Bank B、Bank Cの3つあります。各ファイルは37.5KBのシステムエクスクルーシブ(SysEX)データです。始める前にいくつかの作業が必要です。
*現在のボイジャーのソフトウェアバージョンを知る。バージョン1.5以後であればMASTERモードのSoftware
Versionのパラメーターで知ることができます。MASTERモードにSoftware Versionがない場合はバージョン1.5以前ですので、まず、バージョン1.5とブートシステム1.2のアップデートをまずする必要があります。
*そして、次にMIDIシステム、つまり、MIDIケーブルとMIDIインターフェースを持ったパソコン、そしてSysEXを送るためのMIDIソフトウェアを用意する必要があります。ソフトウェアについては、いろいろなソフトウェアがありますが、例をあげれば、Windows機であれば、MIDIOx(www.midiox.com)、MAC
OSXであれば、Sysex Librarian(www.snoize.com)がフリーで使えます。詳しい使用方法についてはそれぞれのお客様でご研究ください。
*アップデート用ファイル3つをパソコンの適当なフォルダーに用意してください。
以下説明中ファイルの"V2.0"部分はそれぞれのバージョンに読み替えてください。
*ボイジャーにお気に入りのプリセットがあれば、バックアップをパソコンに保存しておくのがよいでしょう。
さあ、アップデートを始めましょう。1ステップずつ慎重に行ってください。
ステップ1.接続
パソコンのMIDIアウトをボイジャーのMIDIインに接続してください。
ステップ2.バンクBへ送る準備
MIDIソフトウェアに「Bank_B_V2.0.syx」ファイルを開くかインポートしてください。
ステップ3.ボイジャーでバンクBの受信の準備をする
ボイジャーをMASTERモードにしてください。「Receive Update」を選択し、ENTERを押してください。スクリーンには「This will delete the operating system. Are you sure! "Yes/No」と表示されます。Yesにカーソルを移し、ENTERを押してください。そうすると、「Waiting for System Exclusive Data Transfer」の表示が出ます。
ステップ4.バンクBを送る
パソコンで開いた「Bank_B_V2.0.syx」をMIDIで送信してください。正常に受信すれば、ボイジャーは進行状況を表示します。受信が終わるとボイジャーは再起動します。
ステップ5.バンクAへ送る準備
MIDIソフトウェアに「Bank_A_V2.0.syx」ファイルを開くかインポートしてください。
ステップ6.ボイジャーでバンクAの受信の準備をする
ボイジャーをMASTERモードにしてください。「Receive Update」を選択し、ENTERを押してください。スクリーンには「This will delete the operating system. Are you sure! "Yes/No」と表示されます。Yesにカーソルを移し、ENTERを押してください。そうすると、「Waiting for System Exclusive Data Transfer」の表示が出ます。
ステップ7.バンクAを送る
パソコンで開いた「Bank_A_V2.0.syx」をMIDIで送信してください。正常に受信すれば、ボイジャーは進行状況を表示します。受信が終わるとボイジャーは再起動します。
再起動すると「The Operating System has to be reloaded Re-load Bank C? Yes/No」と表示が出ます。
ステップ8.バンクCへ送る準備
MIDIソフトウェアに「Bank_C_V2.0.syx」ファイルを開くかインポートしてください。
ステップ9.ボイジャーでバンクCの受信の準備をする
先ほどの「The Operating System has to be reloaded Re-load Bank C? Yes/No」と表示の状態で、Yesにカーソルを移し、ENTERを押してください。そうすると、「Waiting for System Exclusive Data Transfer」の表示が出ます。
ステップ10.バンクCを送る
パソコンで開いた「Bank_C_V2.0.syx」をMIDIで送信してください。正常に受信すれば、ボイジャーは進行状況を表示します。受信が終わるとボイジャーは再起動します。
再起動するとボイジャーはPANELモードになります。
以下は、バージョン1.5からバージョン2以後にアップデートされる場合のみ実行してください。
ステップ11.ファクトリーセットアップメニュー
まだ終わりではありません。
バージョン2.0ではたくさんの新しい機能が加わっています。そのため、古いプリセットは新しいソフトウェアでイニシャライズ(初期化)をするまでは、新しい機能にはランダム設定がされていておかしな状態になります。このイニシャライズ操作は、古いバージョンで作ったプリセットをロードした場合は常に行う必要があります。
MASTERモードにして、「4.4 Copyright Info」を選び、ENTERを押してください。
+1ボタンを押して「Factory Setup Menu」にしてENTERを押してください。
ステップ12.エンベロープゲートのイニシャライズ
「2.3 Env. Gates F/A」を選んでENTERを押してください。
「Reset the Env Gates Filter/Amplitude for all Preset Sounds? Yes/No」と表示されますので、Yesにカーソルを移してENTERを押してください。
ステップ13.ポットマッピングのイニシャライズ
「Pot Mapping」を選んでENTERを押してください。
「Reset the Pot Mapping function of all Preset Sounds? Yes/No」と表示されますので、Yesにカーソルを移してENTERを押してください。
ステップ14.クロックディバイダーのイニシャライズ
バージョン1.5からのアップデートであれば、この項目は省略できます。初期のバージョンから1.5を経てアップデーとされた方は、この項目を実行してください。
「Reset the Clock Divider Values of all Preset Sounds? Yes/No」と表示されますので、Yesにカーソルを移してENTERを押してください。
ステップ15.Shaping(波形)1,2のイニシャライズ
「Shaping 1&2」を選んでENTERを押してください。
「Reset Shaping 1&2 Functions of all Preset Sounds? Yes/No」と表示されますので、Yesにカーソルを移してENTERを押してください。
ステップ16.タッチサーフェースのデスティネーションのイニシャライズ
バージョン1.5からのアップデートであれば、この項目は省略できます。初期のバージョンから1.5を経てアップデーとされた方は、この項目を実行してください。
「T.S. XYAG Dest. 」を選んでENTERを押してください。
「Reset the Touch Surface XYA & Gate Setup of all Preset Sounds? Yes/No」と表示されますので、Yesにカーソルを移してENTERを押してください。
CURSORボタンを押してMASTERモードメニューに戻ります。
これでバージョン2.0のアップデートは完了です。
注意!新しいMIDI INのオンオフ機能で、MIDI受信がオフにリセットされるので、プリセットの受信の前にMIDI
INをオンにするのをお忘れなく!!
ステップ17.ピッチベンド・ゼロ調整
バージョン2.0以前からバージョン2.1/2.5にアップデートした場合は、ピッチベンド・ゼロ調整が必要です。
ピッチベンド・ゼロ調整:
コントロールの読み込み方法の改善により、バージョン2.1以後へのアップデートを行うと、Pitchホイールがセンターでも、ピッチベンドを若干上げた状態になります。このため、ピッチベンド・ゼロ点の調節を行う必要があります。
この調節は、鍵盤左手のコントローラー(以下LHCと略称)内のトリマーで行います。以下の説明通りにすれば、比較的簡単に調節でき、保証が無効になることはありません。もし自信のない方は、修理にお出しください。
調節には、LHCを外すためのプラスのドライバーと、トリマーを調節するための小さめのマイナスドライバーを用意してください。
1)Masterモードにして、「Software Version」を選び、ENTERを押します。次にCURSORを押すと、ディスプレーにはPitch Bend WheelとModukation Wheelの現在の値が表示されます。
2)Pitch Bend Wheelの値は通常は0ですが、バージョン2.1のアップデートを行うと、0〜+5の値が表示されます。この値が0であれば、これからの作業は必要ありません。
3)LHCの手前の2本のネジをプラスドライバーで外します。
4)LHCのパネルの手前下にある木のブロックを手前に向かって外します。
5)LHCのパネルを手前に若干上げるように、少し、真っ直ぐ引き出します。LHCにはメインボードからケーブルが接続されていますから、大きく引っ張らないようにします。
6)LHCを軽くひっくり返すと、青い四角の小さなトリマーが3個、ボード上に見えます。そのトリマーの脇にはそれぞれPITCH、ZERO、MODの印刷が見えます。
ZEROとMODポットは絶対動かさないように!!
7)PITCHのトリマーの真ん中の溝にマイナスドライバーを差し込み、反時計回りに軽く回して、ディスプレーのPitch Bend Wheel値が−1になるようにします。その後、慎重にゆっくり、時計回りに回して、値が0になった瞬間で止めます。
8)LHCを元の位置に戻します。鍵盤先端とほぼ同じ位置にLHCを戻せば、LHCは収まります。
9)木のブロックをLHC先端に戻します。
10)外したネジを元通りに止めます。これで終了です。
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